大石静の脚本で舞台化される『プライド』：フィギュア大好きっ子の趣味の部屋：SSブログ

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大石静の脚本で舞台化される『プライド』　[大石静の脚本で舞台化される『プライド』] [編集]

一条ゆかりの人気漫画が原作、大石静の脚本で舞台化される『プライド』が、来月1日から、東京・シアタークリエで上演。それに先駆け、１４日、同劇場にてプレイベントが行われた。この舞台では、笹本玲奈(25)、新妻聖子(30)という、ミュージカル界を代表する2大女優が共演ということで話題になっているが、舞台の役柄で宿命のライバルということもあってか、「『二人は仲が悪いんですか？』とよく聞かれて困っています」と笑った。

　この日のイベントでは、舞台の開幕に先駆けて、劇中歌2曲を先行披露。笹本は「今年一番に緊張しました」と最後まで歌い終えて安堵した表情で語った。新妻も「ハードルの高い曲だけど、彼女となら歌えるだろうと思っていました。稽古が進むにつれ、私たちの声がハモっていって、一緒に歌うことで自分の歌が伸びていきそうな感覚になります」

　笹本も「一人で歌うよりも、二人のほうが、表現も声量も豊かになる。できるなら、これからもずっと二人で歌っていきたいくらい」と息が合っているところを見せた。だが「私たちは仲がよくない役柄ですが、実際の私たちはそんなことないんですが、取材などの場で開口一番『お二人は仲が悪いんですか？』とよく聞かれて困ります(笑)」と苦笑い。

　イベントでは、観客からの質問コーナーや、キャストらによるトークショーも。稽古が始まった頃のエピソードで、笹本は新妻について「共演は今回が初めてですが、これまでも稽古場では一緒になってて、仲がよかったんですが、いざ、この舞台の稽古で一緒になると、そこには“新妻聖子”はいなくて、目の前には(役柄の)“萌”がいる。『漫画の萌がいる！』思いました」と語る一方、新妻も「そこには笹本玲奈ではなく、(役柄の)史緒がいる」と感じたという。

　現在、稽古は佳境を迎えたようだが、かなり試行錯誤を続けているようす。だが新妻は「私の経験上、稽古場でここまで苦労する作品はきっといいものになるはず」と本番への抱負を語った。

　舞台『プライド』は、12／1(水)～19(日)、東京・シアタークリエで上演。有名なオペラ歌手を母に持つ裕福な史緒(笹本)と苦学生の萌(新妻)が数々のステージでぶつかり合う。12／22(水)に大阪公演、12／23(木・祝)には名古屋公演が行われる。